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御霊神社
御霊神社イメージ 江ノ電長谷駅から極楽寺坂切通し方面に進み、150m程の所を右に、突き当たりまで行くと、「ごんごろうさま」と呼ばれる御霊神社があります。坂ノ下の鎮守であり、鎌倉幕府成立以前からあるこの旧社には、鎌倉権五郎景政が祀られています。

景政は、桓武平氏の出で、『保元物語』『奥州後三年記』などによると、後三年の役のとき、敵に眼を射られますが、景政は矢を抜こうともせず、即座に射返して敵を倒してしまいました。これを見た三浦為次が、景政の眼に突き立っている矢を抜こうと、額に足をかけますが、景政は途端に「弓にあたりて死するは、つわものの望むところなり、なれど、いかでか生きながら足にて面を踏まることやはあらん・・・」と言い立ち上がり太刀を抜きはなって、為次に斬りかかりました。これには、為次をはじめ居並ぶ兵たちも反論できませんでした。為次は、膝をかがめて顔を抑えて、丁重に矢を抜き取ったといいます。こうした景政の武勇伝が、東国武士の意気を示したものとして語り継がれているのです。

権五郎様の命日である9月18日は例祭日で、面掛行列が行われます。爺、鬼、異形、鼻長、鳥天狗、翁、火吹男、福禄寿、阿亀、女の10の面を被った氏子が街をねり歩きます。江戸時代の記録には、この行列が鶴岡八幡宮の放生会に加わっていたことが記されていますが、現在は御霊神社に伝わっています。

また、江戸時代の面掛行列に使われていた面は御霊神社に保存されており、その中の福禄寿は鎌倉・江ノ島七福神の一つに数えられています。

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